リクルート1年目で最もキツかった研修
こんにちは、あなたのリクルートメンター domです。
こちらでは私の1週間の働きや最新のリクルート情報、またお勧めの本などについて発信しています。
リクルートで働くことについて、少しでもあなたの疑問・不安の解消を目指しています。
是非過去記事も併せて読んでみてください。では今週もよろしくお願いします。
本日のアジェンダ
【研修開始:ようこそJDP研修へ】
【研修尖りPoint:職場の方の生の声がダイレクトに刺さるキツさ】
【After JDP:もう二度としたくない貴重な体験だった..】
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【自己紹介】
・20代リクルート社員 (プロパー)
・コロナに乗じて土日を使い、昨年簿記2級を取得.
・年間の読書量は60冊程度、良書を発信
・夢は20代で1000万円の株を運用し爆益を出す
・30歳までに年収1500万を稼げる人材になる
・45歳までにFireしてやりたいことを我慢しない人生にしたい
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【研修開始:ようこそJDP研修へ】
1年目は秋~冬ごろに突然JDP研修というものにぶちこまれます。そしてこれこそが1年目で最もきつかった出来事になります...心してかかってください。
JDP研修は複数daysで行われる研修で、概要・特徴は下記3点にしているものになります。
①360°サーベイに基づき、自身の職場行動を把握する
職場での日常行動から「つもりの自分」と「はための自分」を知る
②フィードバックにより自己理解・気付きを更に深める
先輩や同僚からのFBを元に自己理解を深め、行動変容に意欲をもつ
③職場とのつながりを重視したプログラムにより、実践を促進する
研修後に職場MTGを行い、開発計画を共有する
これらを通して「自分の強みと弱みを客観的に捉え、周囲の力を借りながらより成長する」ことが最終的な目的になります。
ちなみに複数daysで行われ、同期の参加者とディベートを通じて上記を深堀りするイベントのため、案内メールが届いた時にはなんだか楽しそうと思っていたのはまだ開始前のお話でした...
【研修尖りPoint:職場の方の生の声がダイレクトに刺さるキツさ】
正直この研修の厳しさは2段階ある。
1つ目が①・②の「つもりの自分」と「はための自分」のギャップを知ることだ。
簡単に言うとオブラートはあるけど、職場の先輩から素で「○○ができていない」という本音のFBがたっぷり詰まった紙を見て絶望する。加えて、その後のディベートにて同期からも「domはこう考えているかもしれないけど他から見ると違うよ」と修正が入る。
これがポジティブな修正ならまだいいがもちろんネガティブな修正もあり、そこがメンタル的にきつい。見たくないものを強制的に見て、「つもりの自分」と「はための自分」のギャップを認識する体験が初めてのあなたももちろんキツイ研修になるだろう。
2つ目が③の職場MTGにて開発研究を報告し周囲の協力を得ることだ。
初めにJDP研修の最後に開発計画といって、研修を通じて自分の強みを弱みを整理し、自分はどうやって成長していきたいのか、そのために周囲の人々にどう協力を仰ぎたいかをまとめた「開発計画」を作り、後日所属グループで報告を行うことになっている。
その際、キツいポイントは簡単で、「なぜJDP研修を通じて、自己理解がこんなに甘いの?俺らの方がお前を知っているし、提案した開発計画で何を目指しているの?」としっかりFBをまたいただける。もちろん周囲はリクルートの社員であり、人を見て理解する能力に長けていることからこのFBが面白いように刺さる。中には泣き出す1年目もいるみたいだが、先輩方は1年目の成長のために忙しい中協力をしてくださっており、決して泣かしたりマウントを取ったりしているわけではない。
しかし、こうした厳しいイベントの中で「自身を客観的に見る経験を積む」ことができることはとても意義があると感じる。
【After JDP:もう二度としたくない貴重な体験だった..】
職場MTGも終わり、やっと研修が全て終わったとき一番に感じたことは「やって良かった」ではなく「やって意味あったんか?」だった。例えば自身の強み・弱みを客観的に捉えられたのは良かった。しかし、だからといってその強みが伸ばせる・弱みを克服できる仕事などあるわけもないし、開発計画で周囲に協力をよびかけても、先輩方は翌日には200%忘れているだろう。となればあの研修はなんだったのか。
あれから時間が経ち思うことは、一番の成果は「周囲の人たちの傾聴力を信じることができた」ことだと思う。結局ここさえ押さえることができれば、周囲の人たちのアドバイスやFBを純粋に受け止めることができ、それがまた成長を加速させていく。開発計画に全面的に反対をもらっても、自己理解が足りないと言われても結局その人たちが全力で発表者である1年目のことを考えているから意見を出せるのであって、考えていない人には否定することすらできないはずだ。
もちろん、そこで「つもりの自分」と「はための自分」のギャップを理解して行動を変えることができる人は最高の人材だろう。しかし、もしあなたがギャップにつまずいても周囲の人たちの声を以前より素直に聞けるようになれさせすれば十分すぎる成果だと思う。
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